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総合型選抜(旧・AO入試)で東北学院大学に合格。Hさんの合格体験記

仙台EG式プロ家庭教師コース

合格の決めては、面接・小論文
総合型選抜の出題意図を理解した実践的な対策で、東北学院大学へ合格

 
東北学院大学AO入試コース

東北学院大学に「総合型選抜(旧AO入試)で合格。H先輩の「小論文・面接対策」とは?

 
総合型選抜と聞くと「特別な入試=自分には全く関係ない」と考えてしまう生徒も少なくありません。しかし「どうしてもこの大学に入学して学びたい!」という強い目標と意志がある生徒にとって、総合型選抜(AO入試)は合格の可能性を増やすチャンスになるものです。
 
今回は東北学院大学に総合型選抜で合格したHさんの受験対策レポートを紹介します。一般入試の準備を進めながら、同時に(面接+小論文)を行い第一志望校へ合格したHさんのレポートには、これから受験対策を始める生徒にとって、たくさんのヒントが隠れています。じっくりと読んでみてください。そして「今の自分にできること」を始めていきましょう。
 
・2021年度入学者選抜より「AO入試」は「総合型選抜」に名称変更になりました。



模試の判定はDランク。でも、東北学院大学に挑戦したい!


 
Hさんが私たちのところに学習相談を申し込んできたのは高校3年生の時。一般入試で東北学院大学に挑戦することは決めたものの、テキストを何冊か購入したり情報を調べてみた程度で、まだ具体的な対策を始めていない段階でした。周りの友人達が本格的な受験対策を始める様子を見ているうちに「大学へは絶対に進学したい。そろそろ自分も始めなければ・・・」と焦りを感じてきたことが学習相談を申し込んだきっかけでした。
 
成績を確認してみると「とくに苦手な科目もないけれど、得意な科目もない」と自己評価するように、全体的に点数は平均しています。一番最近受けた模試の成績はD評価。ここから一年かけて、基礎力の充実と全体的な底上げが必要な状況でした。担当の先生はHさんに「この段階から現役で合格するには、かなりの努力が必要になるよ。『絶対に合格する!』という強い意志と目標を常に意識して、本気で挑戦する気持ちはありますか?」と意思確認を行います。即座に「やります」と静かにうなづくHさん。
 
Hさんは、おとなしくて物静かな性格でした。ひとりで読書をしたり映画を見たりするのが好きなので、ものごとに対して深く考察していく作業は向いている様子。担当の先生は「全体的な底上げと、得意分野の発見」を最初のテーマにして学習計画を立てました。基本分野を積み重ねながら、得意分野でさらにレベルアップを目指していくという内容です。

学習のポイント1
まずはここからチェック!

自分の性格=考え方 の中には、学習方法を改善するポイントが眠っているもの。自分がどのような性格なのか。どんな考え方をして、どのようなことに興味が持てるかを確認してみよう。

 
 

Hさんの得意分野を発見
総合型選抜(AO入試)対策を組み込んで再スタート


 
私たちは、受験科目で「 国語・社会」を選択している生徒には、毎回の授業の最初に「3分間スピーチ」をしてもらうようにしています。これは、時事問題(気になったニュースなど)に関しての感想や意見を自由に話してもらう時間です。多くの生徒は気になったニュースを2~3つほど探して感想を述べるだけなのですが、Hさんの場合は新聞の切り抜きをノートにスクラップしたり、それに関連する資料などを集めて話してくれたのです。
 
担当の先生が「熱心だね」とHさんの作業に感想を言うと「このような作業は楽しいです」と、さらに関連の資料を集めるようになりました。そこから見つけたニュースに関しての自分の意見や疑問をノートにまとめておき、先生に質問してはさらに深く掘り下げていきます。黙々と作業を重ね、スクラップブックが厚みを増してくる様子を見た担当の先生は「Hさんは、このような作業が向いているのかもしれない。総合型選抜(AO入試)に挑戦してみるのはどうだろう」と感じるようになりました。
 
Hさんに提案してみると「実は、AO入試にも興味があって挑戦できるなら挑戦してみたいと考えていた」とのこと。学校での進路相談でも総合型選抜に挑戦することに許可してもらえたため、授業の時間を増やし「一般入試+総合型選抜(AO入試)」の対策を同時進行で進めていくことになったのです。
 

学習のポイント2
なるほどチェック

自分の強み=得意分野は、自分自身ではわからないもの。信頼できる先生や友達にアドバイスを求めて、確認してみることも効果的。新しい可能性は、目の前にあることも多いんだ。特にAO入試を目指す人は、早めに自分の強みや伸びしろを確認してみることをおすすめするよ。

 
 

出題傾向を理解し、意図を汲み取り深めていく


 
東北学院大学の総合型選抜(AO入試)は「1)書類審査+面接 2)小論文+面接(法律学科ではプレゼンテーション」による二段階選抜となっています。この中で私たちが具体的に対策を行っていくのは「面接+小論文」の2つになります。ここで大切なことは「面接や小論文のテクニック」を学ぶことで満足しないようにする、ということです。
 
多くの生徒が「面接のマナー」が書かれた本を読んだり、挨拶の仕方や声のトーンに注意する練習だけで対策を終えた気になってしまうものですが、それはあくまでも「出発点」にすぎません。どのような試験であっても「出題者の意図を汲み取り、適切な知識を元にした回答を行う」ことが入試で合格ラインを突破するポイントです。
 
Hさんの場合は文学部 総合人文学科が志望でした。東北学院大学のホームページに掲載されている「AO入試における重要評価点」によると、
 

1思想・哲学、文化・芸術、宗教・神学などの人文諸学に関心をもち、本学科での勉学に強い意欲を有していること。
2英語を含めた基礎的学力を有していること。
3読解力を有し、自分の考えを論理的に表現する力をもっていること。
4社会に対して強い関心をもち、積極的にかかわろうとする姿勢を有していること。

 
と設定されています。この評価点をベースに話す内容(面接)、表現していく内容を組み立て表現する(小論文)練習を行っていく必要があるわけです。担当の先生は、この評価点と出題テーマに合わせた課題を「毎回ひとつ」選び、関連の資料を収集していくことを宿題としました。そして翌週の授業に、その内容を確認し補足の解説を行い口答で確認したあと、小論文として時間内にまとめていくという授業で進めていきました。
 

学習のポイント3
ここがポイント!

志望校の出題傾向と意図を深く読み取り分析し、計画していくことが大切なんだね。特に総合型選抜入試の場合は「小論文」の対策が必要になるんだけど、志望校や学部によって「出題傾向=求められているもの」が大きく異なるから、出題傾向を把握して学習計画を立てていくことが大切だよ。準備には時間がかかるから、しっかり調べて、具体的な対策を考えていこう。

 
 

夏を制するものは、総合型選抜(AO入試)を制する!


 
夏休みが終わりに近づいたころ「ほんの少しですが、勉強が楽しくなってきました」とHさんは笑いながらそう口にしました。膨大な情報を一度に理解するのは難しいけれど、要求されている課題を細分化して、分野別に整理すれば必ず理解できる。どんなに時間がかかっても、あきらめずにひとつひとつチェックしていけば大丈夫。そんな勉強のコツがわかってきたようでした。
 
不思議なもので、何かひとつでも「これならできるかもしれない」という科目が見つかると、他の教科にも良いリズムが生まれてくるものです。Hさんの場合は小論文対策を通して「情報を調べ、要点をまとめて、表現していく」部分を身につけたことで「英語の長文読解」や「国語の現代文」を解答するスピードがアップ。相乗効果が生まれて、受験勉強にもリズムが出てきました。
 
夏を過ぎたあたりで、一度「燃え尽き症候群」のようにモチベーションが下がる生徒も少なくありません。しかに総合型選抜の場合は、一般入試よりも早い時期に試験が始まりますから、ここで失速するわけにはいきません。Hさんの場合は、夏休み終盤の模試で結果を出せたことで「この調子なら行けるかもしれない」と感じることができたことが、さらにモチベーションを上げて行けるきっかけとなったようです。
 
「夏を制するものは、受験を制する」という言葉がありますが、まさにAO入試を目指す生徒にとっては、ここが勝負どころ。ひと足早いラストスパートに向けての調整が始まります。
 
 

この大学へ合格したい
その強い気持ちが、第一志望合格へとつながる。


 
そして、いよいよ総合型選抜(AO入試)当日。「なんだかよくわからないうちに、あっという間に終わってしまった」という一次試験。「とりあえず(小論文は)書けました。面接でも準備したことは言えたと思います。でも、手応えはよくわからないので、一般入試に向けてがんばります」と気持ちを切り替え一般入試への受験勉強を再開したHさん。「悔いのないように、準備したことだけは全部言ってきます」と望んだ二次試験。そして迎えた合格発表当日・・・。Hさんの口から飛び出したのは「合格しました」のひとことでした。
 
「おめでとう!」「ありがとうございます・・・。でも、なんだか実感がないです」と、照れたように笑っていたHさん。どちらかというと、本人よりもご両親の方が驚いていたようにも見えました。Hさんに小論文をまとめたり、面接で自分の意見を主張することが得意になることが、信じられなかったのかもしれませんね・・・。
 
このように、どうしても「この大学で勉強したい」という強い意志。そして「資料を集め、まとめ、考え、表現する技術を伸ばしたい」と考える生徒にとって、総合型選抜は大きなチャンスのひとつとなります。一般入試の対策に加え、総合型選抜対策を同時進行で進めていくのは負担も大きくなりますが、その分可能性も広がっていきます。このHさんの合格体験レポートが、これから受験勉強を始めるみなさんのヒントとなればうれしく思います。
 

学習のポイント4
さあ、次はキミの番だ!

本気で挑戦し、継続する生徒にしか見えない「新しいチャンス」がある。自分を信じて、前を向いて進もう!がんばれ受験生!

 

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